中学受験 社会科

中学受験の社会科

社会科目はあいまいな考え方では答えが出せません。中学受験の社会科目のテストでは丸暗記ではとてもではありませんがすべてを覚えることは困難です。社会科目というのは日常から社会全般に興味をもち、日々のニュースをチェックして、その問題の根源はなんなのか?どうしてそうなっているのか?こういった広く深い観察眼をもった思考で勉強することが中学受験においての社会科目は重要なことです。

 

小学校3年生では簡単なところで地図を好きになるようにしましょう。日本の各都道府県は日常でさまざまなところで出てきます。その都道府県を見かけたらそれが日本地図のどこにあるのかを調べる習慣をつけるようにするとよいでしょう。普段から地域の情報に興味をもちながら生活していると自然に地理や都道府県の特徴を覚えられるでしょう。

 

4年生では地理についてもっと深く調べてみるようにしましょう。何年生になっても習慣付けたいのが学校や塾で習ったことはその日のうちに帰ってから復習する習慣をつけるようにすると覚える能力も向上します。
社会について興味をもてば理解力も高まります。問題を考えるときはできるだけ答えをすぐに見るのではなく、まずはヒントを見つけて答えを導くようにするといいでしょう。

 

5年生の社会勉強ではさらに深く掘り下げて地理を学ぶ必要があります。いろいろな都道府県の名前や平野や川や地形などを覚えましょう。どんなことでも疑問に思い、答えを見つけるよう努力をすることが大切です。答えを見つけるためにあらゆる資料や地図を活用することでさまざまな角度から覚えることができます。
日常から家族で社会について、地理について話しをすることも大切です。生活の中には歴史や地理に関する話題が豊富です。こういった話題を楽しみながら覚えていくことがさらに理解を深めることになります。
テレビ番組やマンガ、インターネットでも社会を勉強するには有効な方法になります。

 

小学校も6年生になると本格的に中学受験の準備をする時期に入ります。具体的に志望校の傾向を見ながら勉強のカリキュラムを組んでいく必要があります。志望校に向けた準備をしっかりする時期です。
志望校の過去問を何度も繰り返して取り組みましょう。

 

基本的なことですが、問題を解くときは落ち着いて問題文を最後まで読むようにします。問題文の読み間違いなど、うっかりミスを防ぐためにも冷静になり平常心を保ちながら問題を解くように心がけることです。
科目によってバラツキをなくすためにも、地理・歴史・公民の3科目をバランスよく学ぶことが中学受験の社会科目には求められます。

 

社会科というのは日常の生活に密接に結びついていることが多く、このことがわかってくれば楽しみながら社会科の学習をしていけるでしょう。